シート防水の劣化症状について
屋上防水でよく使われる工法に「シート防水」があります。
大きく分けて
・ゴムシート防水
・塩ビシート防水
・アスファルト防水
の3種類があり、平均的な耐用年数は以下の通りです。
・ゴムシート防水:約8~12年
・塩ビシート防水:約10~15年
・アスファルト防水:約15~20年
但し、これはあくまで目安であり、建物の位置する場所や条件によっても違いが出ます。
そして、耐用年数に満たないからと言って、安心してよいというわけではありません。
皆さまが所有される建物の屋上がシート防水だった場合、次のような症状が見られれば、
防水機能が低下しているか、躯体へ雨水が侵入している可能性があります。
👇防水シートのめくれ
👇防水シートの浮き・よれ・膨れ
👇防水シートの破断
👇防水シートの補修箇所の劣化
👇防水シートを固定するディスクの浮き(機械的固定工法の場合)
👇アスファルト防水保護塗料の喪失(露出仕上の場合)
今、室内に雨漏りしていないからと言って、見過ごさないでください。
防水層の劣化は、確実に建物の寿命を縮めます。
症状が深刻になれば、そのぶん施工期間が長く、修繕費も高くなります。
ですので、異常に気付いた時点で補修されることをお勧めします。
弊社では屋根・屋上の無料劣化診断を承っておりますので、
是非、お気軽にお問い合せ下さい。