建築部勉強会
投稿日:2024.11.14
弊社では、毎週水曜日の16時から工事担当者が勉強会を開催しております。
昨日の講師はベテランの佐藤でした。
テーマは自身が先月担当した現場を例に挙げ、
「営業担当者から現場を引き継いだ際、渡された見積書と現調時の写真を見て、
作業計画を検討する上でどんな安全配慮をすべきか?」というものでした。(工事担当者は現場未訪問)
工事内容は「幹線道路に面する大型レストランの屋根改修工事(カバー工法)及び軒樋交換」で、
工事は営業中に行われました。
各自、見積書と現調写真を見て、まずは「どんなことが起こり得るか?」考えて発表しました。
・第三者を巻き込む負傷事故
・一般駐車車両への被害
・雨天時の店内への漏水 などの意見が出ました。
次に「それに対して、どんな対策をすべきか?」考えました。
・適切な位置に警備員を配置
・看板やカラーコーンで注意喚起をする
・作業員とお客様の動線を分ける
・お客様の動線を考え、入口の作業計画を立てる
・塗料の飛散防止のため、ローラーを使用してもらう
・ルーフィングを一日で施工する
・樋を外した際の雨漏り対策を行う などの意見が出ました。
佐藤自身が特に気にかけたことは、
・第三者被害
・工事中の雨漏り対策
・樋を撤去している間の入口の養生 だったそうです。
経験年数や現場担当数、また、どんな現場を担当したかなどによって、
知識や視点や気づきは違ってくると思います。
ただ、現場で事故や災害を絶対に発生させてはいけません。
この度のような勉強会や日々のコミュニケーションを通じて知識や経験の共有を行い、
安全な現場づくりに努めて参ります。